日本代表VSデンマーク代表@パブリックビューイング(なんばTOHOシネマズ)

 日本代表3−1デンマーク代表
 4年前のブログを見てみたら、日本代表VSブラジル代表についての妙に冷静な分析コメントがあってから、しばらく音信普通になっている。相当にショックだったのだ。W杯の借りはW杯でしか返せないので、今回の勝利&1次予選突破は本当に嬉しい。日本代表と岡田監督有難う。
 さあ、次は日韓W杯の時の借りを返しにいく時が来た。日本以外での開催でのベスト16は素晴らしいけれども、ここまで来たら、ベスト8には行ってほしい。次の対戦相手はパラグアイ。どこか、デジャブと思っていたら、アテネ五輪の1次予選で対戦して4対3の壮絶な打ち合いで敗れていました。
 奇しくもその時のアテネ五輪代表の選手は今回のチームの主力で、阿部勇樹駒野友一松井大輔大久保嘉人田中マルクス闘莉王今野泰幸の6人がその時のメンバー。こう見てみると遠藤ら黄金世代の生き残りもいるにはいるけれど、今回の代表の主力はこの世代なんだということが分かる。

位置 番号 選手名 スタメン
GK 1 ロメロ
GK 18 D・バレット ●
DF 2 マルティネス
DF 3 マンスール
DF 4 ガマラ ●
DF 5 デバカ ●
DF 6 エスキベル ●
DF 11 トレス ●
DF 12 ベニテス
DF 15 クリスタルド
MF 8 E・バレット ●
MF 10 フィゲレド ●
MF 13 ENCISO
MF 16 ディアス
FW 7 ヒメネス
FW 9 バレイロ
FW 14 ゴンザレス
FW 17 カルドソ
選手 位置 番号 選手名 スタメン
GK 1 曽ケ端準
GK 18 黒河貴矢
DF 2 田中マルクス闘莉王
DF 3 茂庭照幸
DF 4 那須大亮
DF 12 菊地直哉
DF 15 徳永悠平
MF 5 阿部勇樹
MF 6 今野泰幸
MF 7 森崎浩司
MF 8 小野伸二
MF 10 松井大輔
MF 13 駒野友一
MF 14 石川直宏
FW 9 高松大樹
FW 11 田中達也
FW 16 大久保嘉人
FW 17 平山相太

 つまりアテネ五輪メンバーにはその時のリベンジというのもあるにはあるわけだ。確かあの時はいきなり先制を許して、その後、小野伸二の得点などで追い上げたけれども、届かずだったような記憶がある。調べてみると大久保も得点してるじゃないか。今度こそ期待しよう。その時のメンバーはパラグアイにはE・バレットぐらいしかいないみたいだけれど、アテネ五輪ではアルゼンチンには負けたけれど準優勝で銀メダルを獲得している。そういう意味ではやはり侮れない相手であることは間違いない。

日本代表VSブラジル代表

 ブラジル4−1日本
 完敗、ですがこれが現実だという感じでもはやあまりがっかりはしていません。やはり、初戦の1−3と得点差をつけられての敗北がすべてでした。

 まあ、オーストラリアVSクロアチアが2−2の引き分けでしたから、この場合、例え当初のプラン(取らぬ狸)通りに奇跡的に日本がブラジルに2−0で勝利をおさめていたとしても、 オーストラリア(得失点ゼロ、総得点5)、日本(得失点差ゼロ、総得点3)でだめだったわけですが……。

 当然、ジーコには批判がでてくるだろうし、この結果を見ればそうであるべきだとも思います。しかし、今の日本代表は構造的な問題を抱えているからだれがやっても厳しいだろうなと今後について少し絶望的な気分にもなっています。

 今回の結果を踏まえて次の大会への展望を考えれば、やはり日本は組織的な守備によるプレッシングサッカーに活路を求めるしかないと思うわけですが、これだけ欧州にいる選手が多くなるとベストメンバーでの組織構築に割く時間がトルシエ時代などと比べても圧倒的に不足しています。トルシエ時代から(というより、釜本引退以降ここ数十年にわたって)日本の弱点はフォワードの決定力のなさと守備陣のフィジカルの弱さだったわけですが、これはもはや一朝一夕に解決できるものではないでしょう。もっとも、DFについていえば田中誠の離脱がよりによって最悪の時に起きたという不運もありました。

 ただ、ひとつの収穫は日本は(今回は負けましたが)オーストラリア、そしてクロアチアという中堅クラスのチームとは十分に勝負になる、ということが確認できたこと。だが、ブラジルをはじめとする 列強とはかなり大きな力の差があるということ。その意味では 最下位ではありましたが、ブラジル以外の3チームは紙一重の差だったといえたのではないでしょうか(それだけに余計に初戦の負けが悔しいわけですが)。

 それからブラジルには完敗と書きましたが、点差ほどの実力差があったわけではないと思います。ブラジルは何人かメンバーを落として休ませていたのは確かですが、過去2戦の調子の悪さを考えると、ロビーニョを先発させたこの日の陣容の方がひょっとしたら強いかもと思わせるところもありますし、例えば一戦目の結果が逆で1点差負けまでなら、OKの状況であったら、一点を先取したあとがちがちに守れば引き分けか1−2の 負けぐらいには持ち込めたかも。もちろん、それもその場合なら、同点の場合はともかくとして、逆転される時間をできるだけ遅くすれば、逆転した後、キープに入り、3点目、4点目をそんなに無理してはとりにこないだろうと読みがあってのことではありますが(笑い)。

日本代表VSオーストラリア代表

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コンフェデ杯決勝 ブラジル代表VSアルゼンチン代表

 ブラジル4−1アルゼンチン
 才能が見事なハーモニーをかもし出しシンクロした時にどんなことが起こりうるかの凄みを見せつけられた感のあった決勝戦であった。アルゼンチンにとってはサビオラの欠場や連戦の疲れなど確かに不利な条件はあったけれどもそういう問題じゃないだろう。もはやこれは笑うしかない。決勝トーナメントに入ってからドイツ戦などを見ても、これは日本と戦った1次リーグとはまったく別のチームに化けかけていると思ってはいたが、まさかこれほどとは。
 それにしてもアドリアーノってなんなの。1点目なんかは見ていて唖然呆然。あんなのを決められたんじゃ、組織がなんだとかいっても所詮、引かれものの小唄。反則技だよ、もうあれは存在自体が……。それにしてもここまでの結果を見せ付けられると逆にロナウドが戻ってきたらどうするのというのが余計な心配ながら気になってしまう。いくら、ブラジルでもアドリアーノ、カカ、ロナウジーニョロビーニョに加えて、さらにロナウドが出場するというシステムは考えられないと思うから、前の4人のうち誰かがはずれないといけないのだけれど、例えばロビーニョをはずすにしてもその代わりにロナウドを入れて機能するのだろうか。誰か出れなくなるのはその人を日本代表にジーコ特別枠としてわけてほしい。そうしたら、ブラジルは無理にしてもその他のチームには十分対抗できそうな気がするのだけれど、やはり無理か(笑い)。



コンフェデ杯1次リーグ ブラジル代表VS日本代表

 ブラジル2−2日本
 カカ、ロビーニョロナウジーニョアドリアーノと攻撃のタレントを揃えたブラジル代表と引き分け。本気のブラジル代表と渡り合い試合らしい試合をしたという意味で今後の代表のメルクマールとなる試合となるかもしれない。日本開催のコンフェデの際のほとんどブラジル代表とは言いがたいメンバーと引き分けたということはあっても、あの試合は両者とも引き分ければ1次リーグ突破という局面での試合であり、今回のようなガチンコの試合とはいえない状況。今回ももちろん途中からブラジル代表は攻めには出ずボールをキープしながら時間をつぶすことに主眼を置いた試合運びでもあり、この引き分けを持ってブラジルと対等に渡りあったというのには無理があるが、ブラジル代表は日本にとってこれまでどうにもならない相手のひとつで、ギリシアのように完敗していてもおかしくないところを試合の終盤の攻勢で同点に追いつき、さらに最後のシュートが決まれば逆転というところまで追い込んだということには今後のマッチメークを考えても大きな引き分けだったのではないか。
 ただ、もちろんこれは両者対等な立場のトーナメントではなく、日本の1次リーグ突破のためには勝利が必要。これを達成できなかったということも事実。日本代表は明らかにアジア予選の時とは一段階レベルの違うチームに変貌しつつある。それだけに今回のコンフェデがこれで終わりで、もう1試合をともにこれまでの対戦では完敗に終わっているドイツ、アルゼンチンとできなかったというのは、試合をしていればどうなっただろうかを想像するときわめて残念なことだった。
 来年のW杯で確実に1次リーグを突破するためにはもう一段の化学変化が必要かもしれない。個人的にはそれを小野の復活に求めたい。復活した小野がボランチの位置に座り、トップ下の中田英、中村と高いレベルのシンクロを開始した時に初めてどのチームと対戦しても引けを取らないチームになるのじゃないかという期待があるからだ。