「画と機 山本耀司・朝倉優佳」@東京オペラシティ アートギャラリー

斬新なクリエーションで世界を刺激し続けるデザイナー山本耀司と若手画家の朝倉優佳による展覧会。最近はすっかり展覧会にもご無沙汰していたと反省。東京オペラシティ アートギャラリーに出かけた。ただ、本当はICCで開催されていると思い込んでいたライゾマティクスの展示に出かけたのだが、まだ始まっておらずとりあえずここに入ったのだった。
 朝倉優佳の絵はなかなかの力量を感じさせるものであったが、ファッションデザイナーである山本耀司の展示と組み合わせた意図はよく分からなかった。山本も衣装の展示としては展示のやり方が平板なのではないかと思った。

contact GonzoとJecko Siompo (from Indonesia)映像制作上映

第3回目を迎える<大阪滞在制作シリーズ>での初めての試みとなる、映像制作。
今回のパートナーであるJecko Siompoとcontact Gonzoは、独自のスタイルを編み出しながら、パフォーマンスを中心に表現領域に捉われない活動を展開しているアーティストとして、国内外のプレゼンターから多くの注目を集めています。2007年大阪で始まった二組の出 会いは、大阪(08)、ジャカルタ(09)、ベルリン(10)を経て、今回に至ります。ともに大阪で過ごした2011年10月24日〜11月13日の約3週間の日々がどのように記録され、思考され、表現されたのか、ご期待下さい。



日時1月14日(土)─2月10日(金)12:00-19:00 月曜休館/入場無料

シルクスクリーン プリントショップ」
展覧会場にて、contact Gonzoのメンバーによる「シルクスクリーン プリントショップ」がオープンします。プリントしてほしい服や鞄、布、紙などをご持参ください。

開催日1月24(火)、25(水)、2月1日(水)、8日(水)10日(金)
時間13:00〜19:00
料金1刷り500円
※素材や形によっては、プリントできない場合もございます。

アーティストプロフィール
Jecko Siompo
ダンサー、振付家。1976年生まれ。ジャカルタ在住。インドネシア北東のパプアで育ち、ジャカルタ・アーツ・インスティチュートでダンスを学ぶ。パプアの文化的背景を生かしたスタイルを追求しながら、ジャカルタサブカルチャーであるヒップホップを取り込み、独自の振付世界を展開する。


contact Gonzo
2006年にダンサーの垣尾優と塚原悠也が開発・命名したメソッドの名称。人と人との間に起こる「接触」というシンプルな物理現象に起因する瞬間的な事象を通し、自らにとっての「世界の仕組み」を紐解こうとする方法論。大阪を拠点に各国のダンス・フェス等に招かれている。http://contactgonzo.blogspot.com/

お問い合せ
NPO法人ダンスボックス
TEL078-646-7044
Mailinfo@db-dancebox.org

主催:アートエリアB1、大阪市
企画・制作:NPO法人ダンスボックス
お問い合せ:NPO法人ダンスボックス TEL:078-646-7044

ピナ・バウシュ描いた絵の個展開催

 京都在住の画家、渡辺敬介さんの個展「ピナのひな ひなのピナ 素っピナ ひなっ ぴなっ ピナ・バウシュ 〜渡邊敬介Knabe…Pina Bauschへのおまーじゅ」が19日から大阪市中央区東心斎橋のバー&ギャラリー「FINNEGANS WAKE+1」で始まる。昨年亡くなったピナ・バウシュが芸術監督を務めたウッパタール舞踊団のリハーサルに立ち会い、その風景を躍動感あふれるタッチで描いた作品など。ピナ生前の舞踊団の姿を間近に目撃した作者が描いた貴重な作品となった。
 最終日の23日にはトーク(19時〜会費1500円)も予定。2007年、ピナ・バウシュが「京都賞」を受賞した際、記念講演会に自ら足を運び「絵を描かせてほしい」と直談判。ドイツ・ウッバタールで2週間にわたって同舞踊団の稽古風景を描いた。同舞踊団のリハーサル風景を描いた作品のほか、昨年亡くなったピナさんへのオマージュとして描いた作品などを展示。

【お問い合わせ】 06-6251-9988 PM8:00〜AM2:00〔FINNEGANS WAKE]1+1 まで。 web:fw1plus1.info  Bridge Gallery & Bar 〔FINNEGANS WAKE〕1+1 大阪市中央区東心斎端1-6-31 リードプラザ心斎橋5F (東心斎橋、清水通り。南警察署2軒西へ)

「横尾忠則全ポスター展」@国立国際美術館 

 圧倒的な物量、めまいがしてくるほどだ。商業デザイン畑で長い間活動してきた人だけになじみの「横尾」調からこんなのもやっていたのかというものもあって興味深い。ただ、あまりに多すぎて情報がオーバーフロー。一度では処理しきれない。 

束芋「断面の世代」展@国立国際美術館*3

 父の突然の逝去と葬儀があり、ほぼ1週間はそれだけで終始してしまった。残務処理はまだまだ残っているし、昔風に言えば服喪の期間ではあるのだけれども、これだけは終わる前に見ておきたいと考え束芋「断面の世代」展を見に国立国際美術館に出かけた。6種類の映像インスタレーションがあり、いずれもこれまでに見たことがない新作である。
 束芋の作品は最初自らが筆をとって描いた絵がもとで、それがパソコンに画像として取り込まれて彩色された後、CGのアニメーションとして制作される。そして、それがただ平面に映写されるというのではなくて多くの場合、それに相応しいとそれぞれ考えられた空間において映像インスタレーションとして展開される。
 最初に描かれる絵自体が北斎の浮世絵を彷彿とさせるものであったり、鳥獣戯画を思わせるものだったりして、日本風なところがあるのだが、それに加えて、今回の作品でも団地のような部屋が登場してみたりと選ばれるモチーフも日本風。そして、それが加工され表現されるアニメーションという手法自体が日本の表現様式を連想させるもので、これが海外において高い評価を受けているというのは非常にうなずけるところがある。
 私自身の個人的な好みから言えばかならずしも好きなタイプの作品とは言い難いのではあるけれど、この日の展示を見る限り、この人はやはりこの世代の現代美術作家のなかではやはりピカイチの力を持っていると思った。