映画「銀魂」@新宿ピカデリー

 この夏見ようと思っていた映画「銀魂」。遅ればせながらやっと見ることができた。もともと早見あかりが出ているというのが見にいくための大きな動機であり、原作の漫画もアニメも「少し見たことがある程度」という一見さんなので、ファンの人が見たらどうなのかは分からないが、この映画を見ての感想はどの程度物語が原作に忠実なのかはよく分からないが、この展開だとどう考えても続きがあるはず*1なので漫画でもアニメでもいいから続きが見たい、ということだった。
 基本的にコメディ仕立てなのだが、殺陣は格好いいし、なにより、けっこう凝っているがゆえに実はそれほど分かりやすいというわけではない原作の設定をかなり分かりやすく説明しており、よく出来てるのじゃないかと思った。
 早見あかりは見せ場もちゃんとあり、予想した以上にいい役だった。監督に気に入られて福田組に入れてもらえたようで、嬉しい。現在、ヒロイン役を演じている「デッドストック〜未知への挑戦〜」や「ウレロ」シリーズとも同等のテレビ東京ドラマ枠だから「勇者ヨシヒコ」シリーズにもぜひ準レギュラーで出てもらいたいなあ。「アオイホノオ」の続編がもしあるならそれでもいいよ。

アオイホノオとは編集

監督 福田雄一
原作 空知英秋
脚本 福田雄一
音楽 瀬川英史
主題歌 UVERworld
キャスト
小栗旬 坂田銀時
菅田将暉 志村新八
橋本環奈 神楽
柳楽優弥 土方十四郎
新井浩文 岡田似蔵
吉沢亮 沖田総悟
早見あかり 村田鉄子
ムロツヨシ 平賀源外
長澤まさみ 志村妙
岡田将生 桂小太郎
佐藤二朗 武市変平太
菜々緒 来島また子
安田顕  村田鉄矢
中村勘九郎 近藤勲
堂本剛 高杉晋助
山寺宏一 吉田松陽(声)
山田孝之 エリザベス(声)

*1:というか物語の本当に最初の方で終わっていそう

ピンク・フロイド/ザ・ウォール(1982) @Zepp Divercity東京


PINK FLOYD THE WALL
監督アラン・パーカー

ピンク・フロイドによる「ザ・ウォール」のライブ映像は昔テレビで見たことがあったから、絶響上映とはいえライブの記録映像の上映なのだと思い込んでいたのだが、違っていた。ピンク・フロイドのLP「ザ・ウォール」の曲とコンセプトを基にしたものであるが、上映されたのはアラン・パーカー監督による映画作品なのだった。
 こんな風な勘違いをしたのは今回のチケットを購入するきっかけになったのがポール・マッカートニーウィングスのライブ映像の上映会の後にこの企画の次の作品は「ピンク・フロイド/ザ・ウォール」ですなどという紹介だったためだ。もちろん、チケットを購入する前も後もサイトなどで確かめる機会は何度もあったわけだから、単なるこちらの落ち度ではあるわけだが、この作品「PINK FLOYD THE WALL」がとてつもなくよかったのだ。

映画「ゴースト・イン・ザ・シェル」@新宿TOHOシネマズ

ゴースト・イン・ザ・シェル
Ghost in the Shell
監督 ルパート・サンダース
脚本 ジェイミー・モス(英語版)
ウィリアム・ウィーラー
アーレン・クルーガー
原作 士郎正宗攻殻機動隊
製作 アヴィ・アラッド
アリ・アラッド
スティーヴン・ポール(英語版)
マイケル・コスティガン
製作総指揮 石川光久 藤村哲哉 野間省伸 ジェフリー・シルヴァー
出演者 スカーレット・ヨハンソン ピルー・アスベック(英語版)ビートたけし ジュリエット・ビノシュ マイケル・ピット チン・ハン ダヌーシャ・サマル ラザルス・ラトゥーエル(英語版) 泉原豊 タワンダ・マニーモ
音楽 クリント・マンセル
ローン・バルフェ(英語版)
撮影 ジェス・ホール(英語版)
編集 ニール・スミス
ビリー・リッチ(英語版)
製作会社 ドリームワークス
リライアンス・エンターテインメント
アラッド・プロダクションズ
上海電影集団公司(中国語版)
フアフア・メディア


 つまらないわけではない。だけど少し物足りないのだ。例えばどこかキッチュで無国籍ながらアジア的な未来社会の描写が「ブレードランナー」の焼き直しのように見えてしまうのは確かだ。もちろん、映像技術の進歩などもあいまって「ブレードランナー」に登場した巨大なビデオスクリーンが今回は巨大ホログラム映像に変わるなどそれなりの変化はあるのだが、印象が大きく変わることはなかった。映画「ブレードランナー」(1982年公開)は本当に衝撃的だった。だが、あれから35年もたっているわけで今そう見えるのはちょっとまずくないかと思った。
 とはいえ、もともと原作の士郎正宗攻殻機動隊」自体が映画「ブレードランナー」およびその原作であるフィリップ・K・ディックの影響を受けて誕生している。その系譜に押井守によるアニメ映画「ゴースト・イン・ザ・シェル 攻殻機動隊」があり、それがウォシャウスキー兄弟(姉妹)の「マトリックス」などハリウッド映画にも強い影響を与えているわけだ。とはいうものの「ブレードランナー」みたいという感想は押井守監督による「攻殻機動隊」の続編「イノセント」でもすでに感じていたことでもあった。
 この実写映画は押井守のアニメ映画の実写化というわけではなく、士郎正宗攻殻機動隊」という同じ原作を基にした創作といういわば親子ではなく、兄弟姉妹の関係にある。「攻殻機動隊」は日本アニメを代表する作品だっただけにこの作品への注目度はかなり大きくて、それゆえ「どこか物足りない感」が残るのかもしれない。ないものねだりと言われようともやはり今まで見たことがなかった斬新なビジュアルを期待してしまうからだ。
 映画は「ゴジラ」「ドラゴンボール」の米国版実写化のように噴飯物の出来栄えということでもないし、原作に忠実でオーソドックスな実写化といえるし、それなりに楽しめもする。主人公を日本人(アジア人)が演じないことはホワイトウォッシュだと米国では議論になったようだが、映画を見てみた限りは作品内できちんとそうなる説明もしてあって、そこはあまり問題にならないし、演技自体をいえばスカーレット・ヨハンソンは好演していたのではないかと思う。ビートたけし北野武)の出演も滑舌に問題があり、何言ってるか分からないじゃないかという「戦場のメリークリスマス」同様の指摘も当たってはいるが、その存在感はこの映画に重厚感を与えることに確実に寄与していたと思う。

ライヴ映画『ポール・マッカートニー&ウイングス ”ロックショウ”』一夜限りのライヴ絶響上映@ZeppTokyo

原題:PAUL McCARTNEY AND WINGS ”ROCKSHOW”
日程:2017年4月11日(火)
開場:18:30 開演:19:30
会場:Zepp DiverCity(TOKYO)、Zepp Namba(OSAKA)
券種:?センターエリア・シート:?一般自由席:?スタンディング (いづれも1Fのみの販売になります)
2013年/アメリカ/130分/16:9/BD/2ch/日本語字幕

ヴィーナス・アンド・マース/ロック・ショー/ジェット Venus And Mars / Rock Show / Jet
レット・ミー・ロール・イット Let Me Roll It
遥か昔のエジプト精神 Spirits Of Ancient Egypt
メディシン・ジャー Medicine Jar
メイビー・アイム・アメイズド Maybe I’m Amazed
コール・ミー・バック・アゲイン Call Me Back Again
レディ・マドンナ Lady Madonna
ザ・ロング・アンド・ワインディング・ロード The Long And Winding Road
007死ぬのは奴らだ Live And Let Die
ピカソの遺言 Picasso’s Last Words
リチャード・コーリー Richard Cory
ブルーバード Bluebird
夢の人 I’ve Just Seen A Face
ブラック・バード Blackbird
エスタデイ Yesterday
幸せのアンサー You Gave Me The Answer
磁石屋とチタン男 Magneto And Titanium Man
ゴー・ナウ Go Now
マイ・ラヴ My Love
あの娘におせっかい Listen To What The Man Said
幸せのノック Let ‘Em In
やすらぎの時 Time To Hide
心のラヴ・ソング Silly Love Songs
愛の証し Beware My Love
ワインカラーの少女 Letting Go
バンド・オン・ザ・ラン Band on the Run
ハイ・ハイ・ハイ Hi Hi Hi
ソイリー Soily

若い人と話をしててビートルズを知らないといわれて驚いたことがあったのだが、このPAUL McCARTNEY AND WINGSのライブ 「ROCKSHOW」があったのがもう40年も前のことになるんだからそういうこともあるはずだよなとあらためて思う。これは1976年のWINGS時代のライブ(アメリカツアー)だからもちろんビートルズは解散した後なのだが、どのくらい前のものなのかということはこのライブの時期からさらに40年遡れば1936年となり、チャップリンの映画「モダンタイムズ」のテーマ曲をカバーしたナット・キング・コール「Smile(スマイル)」がその年のヒット曲なのだから知らなくても仕方がないか。ちなみにこの曲は聴いてみるとどこかで聞いたことがあるなと思う人が多いと思うけれどそれは浅田真央がエキジビションで使っていたからじゃないかと思う。