原稿書きなど

 明け方まで「悲劇喜劇」などの原稿書きをして、眠った後、午後から出社。本来の締め切りは今日だが、到底間に合いそうにない。締め切りはやはりメールにもらったように延ばしてもらうことにしよう。とはいっても、やはり今日中にメドはつけておかないとまずいだろうなとは思う。

 「日本・現代・美術」(椹木野衣著)を読んでいるのだが、これがなかなか面白い。現代美術についての本ではあるのだが、ここで美術と書かれていることは同じ日本の文化現象として「演劇」とも「コンテンポラリーダンス」とも読み替えが可能である。

 例えば次のようなくだり

 しかし、この国の前衛が敵対し、破壊しなければならなかったほど爛熟した絵画や彫刻とは、いったいどんなものなのか。もしかすると「日本の前衛」とは、乗り越えるべき「近代」を未完に放置したまま、「近代」を乗り越えるための思いが、いわば「超近代」的身振りとして自立してしまった、「奇妙な前衛」なのではないのか。

 これは現代美術だけではなく日本のあらゆる現象にいえることではないか。