京極夏彦を読む

 明け方に眠り、夕方起きて会社に行き、深夜(2時すぎ)まで仕事。下北沢通信(http://member.nifty.ne.jp/simokitazawa/index.html)の表紙へのアクセスが急速に減少したまま戻らないのだけれど、これは単純に季節要因だろうか。それともこちらに書き込みが増えて、日記風雑記帳の更新が滞っているせいだろうか。

 京極夏彦陰摩羅鬼の瑕」を読む。749㌻中588㌻まで一晩で一気に読了。京極堂シリーズ待望の新作。今回はハイデッガー儒教儒学)についての小説でもあり本文中で登場人物の京極堂中禅寺秋彦)が展開する近世日本儒教論(林羅山論)などそれだけを取り出してもなかなかに面白い。ただ、ミステリ小説としてはなんだか今後の展開が予想できてしまう予感もしている。どう考えても全体を束ねる状況にこれ以上発展しそうな余地がないような気がするからだ。願うべきはこの予想が嬉しい方にはずれるような予想外の展開になってほしいのだが、どうだろうか。