大阪松竹座「阿修羅城の瞳」

大阪松竹座阿修羅城の瞳(6時半〜)を観劇。2回目の観劇である。この芝居の持つメタシアター的構造については歌舞伎と南北についてはhttp://member.nifty.ne.jp/simokitazawa/review3-1.htmlに書き、繰り返すのも面倒になっている。つかこうへいとの関係、闇のつばき=阿修羅の設定については光瀬龍萩尾望都の「百億の昼と千億の夜」がモデルになっているのではという話もhttp://member.nifty.ne.jp/simokitazawa/new00-08.htmlの8月27日に出てくるが、そのことでいえば眼光鋭く阿修羅王を演じきった天海祐希富田靖子よりは萩尾望都の漫画に登場する阿修羅のイメージに近かったのではないかと思った。もっとも長い髪が風に揺れるというようなイメージカットからすると染五郎=出門のラストシーンの方がそちらに近かったりするのだけれど。もちろん、この人が座組みの中心であうことは明白なので前回はあえて触れなかったが、おっかなびっくりのところもあった前回公演と比べて、市川染五郎はその後、「アテルイ」にも参加してこれが3回目の新感線ということもあり、非常にうまく溶け込んでいるし、カッコいいところでは抜群にカッコいい。