フィリップ・ドゥクフレ「イリス」

 フィリップ・ドゥクフレ「イリス」も面白かった。これまで彼の作品は4本見ているのだけれど(ミュージカルを入れれば5本)、これはこれまで見た中で間違いなく最高傑作だ。特にリアルタイムで処理されたダンサーの映像を生のダンサーと組み合わせて構成した部分はこれまでにない完成度の高さ。さらにこの映像部分のスタッフはドゥクフレがフランスから連れてきたのではなく日本人で、さらに確認はしてないけれども珍しいキノコ舞踊団の伊藤千枝やボクデスの小浜正寛ら明らかに日本側からのアイデアによると思われるところもあって、そこのところもせっかくの日仏共同製作なんだからという意味で好感が持てた。