横山秀夫「看守眼」

 横山秀夫「看守眼」ISBN:4104654019 を読了。
 「看守眼」、「自伝」、「口癖」、「第五時の侵入者」、「静かな家」、「秘書課の男」の六編。横山にこれまでよくあるような同じ主人公ないし、組織を描いた連作短編集というわけではなく、普通の短編を集めたオーソドックスな短編集であるが、探偵役といえる人物に看守、フリーライター、家事調停委員、新聞の整理部記者、知事公室秘書課員とちょっと毛色の変わった立場の人物を持ってきて、ひとひねりしているのが、この人らしいところだろう。