ミュージカル「42ND STREET」

 ミュージカル「42ND STREET」フェスティバルホール)を観劇。
 このミュージカルはブロードウエーでの初演は1980年8月だから、クラシックというわけではないのだけれど、元々が1928年にブラッドフォード・ロペスによって書かれた小説を33年にワーナー・ブラザーズが映画化。それを元に企画された舞台ミュージカルだから、スタイルとしては擬古典といっていいのかもしれない。典型的なアメリカのミュージカル・コメディーで話自体は田舎出身の女優の卵がベテラン女優の降板で新作ミュージカルの主役を射止めスターへと上り詰めるというサクセスストーリーでありがちなもの。それが楽しくみられるのはタップダンスによる群舞の迫力とブロードウエーミュージカルならではのゴージャスさだと思う。
 ただ、演劇だと考えるとどうしようもなくて笑ってしまう。これはもう「レ・ミゼラブル」「オペラ座の怪人」に代表されるようなロンドンミュージカルとはまったく違うジャンルのエンターテインメントだと考えた方がいいのだろうな。