水と油「スケジュール」

 水と油「スケジュール」(リサイタルホール)を観劇。
 最初のシーンから目が釘づけ。初演も見ているのだが、全体に作品がシャープな印象になって、思わず終演後、出演者に「照明プランを全面改訂しましたか」と聞いてしまった。変更はなかったらしいけれど、それで印象がここまで変わるということはピタッと止まるところはしっかり止まるとかいうような動きの精度が格段に向上したからじゃないかと思った。
 この日の上演は細かいところで少しミスがあったらしくて、本人たちは悔しがっていたようだったが、演出・演技・空間構成のクオリティーの高さはこの種のパフォーマンスとしては非常にクオリティーの高さを感じさせるもので、特に後半の動き続けて、椅子や机、カバンなどと連続してからんでいくところなど寸分のずれも許されないタイトな作りとなっていて、それだけでも作品づくりに対する真摯な態度、妥協のなさが感じられ感嘆させられた。