砂連尾理+寺田みさこ「loves me、or loves me not ワーク・イン・プログレス」(京都芸術センター)を観劇。
 じゃれみさは作品をすこしずついろんな機会に上演しながら、製作していくという方法論をとっているので、これは来年に予定された伊丹、東京公演に向けての途中段階のもの。それを勘案しての評価にはなるが、現在のところ「これはまだ仕上がってない。変わりそうだ」という印象。どうも、まだ方向性としてどういう作品にしていきたいのかというのが全体としては見えてこない印象が強い。美術は当初、宮永愛子が担当すると聞いていたのだが、なぜか池田ともゆきに差し変わっていた。池田は舞台美術の専門家なので不足はないが、宮永がどんな美術をつくるのかと期待していただけにちょっとがっかり。
 全体の方向性が分からないとは書いたが、部分部分では面白い場面があり、来年の本番までにはこれがどんな風に仕上がっていくのかにはおおいに期待したいところだ。