大阪アートカレイドスコープOSAKA05

大阪アートカレイドスコープOSAKA05*1大阪府現代美術センター)を見る。
 大阪アートカレイドスコープOSAKA05は大阪府立現代美術センターと海岸通りギャラリー・CASO の2カ所で開催されている美術展で昨年に続き今回が2度目の開催。この日は現代美術センターの展示を見た。

会場 [1]大阪府立現代美術センター
現代美術センター展示室では「万華鏡的複眼思考」という観点から知覚や視覚を意識した作品を展示構成します。 
特に展示室Aでは、万華鏡発祥の地、英国エジンバラから、展覧会のシンボルであるカレイドスコープの原型作品を展示するとともに、英国エジンバラ出身の国際的現代美術作家アラン・ジョンストンのキュレーションにより世界のトップクラスの作家と関西若手作家の夢の競演となる作品を中心に展示します。
展示室A[大阪府新別館南館1F]
■蔡國強[中国]
アルブレヒト・デューラー[ドイツ]
オラファー・エリアソン[デンマーク]
■イアン・ハミルトン・フィンレイ[英国/スコットランド]
■ダグラス・ゴードン[英国/スコットランド]
■ジョン・ゴーハム[英国]
■フランツ・グラフ[オーストリア]
■アラン・ジョンストン[英国/スコットランド]
■アダム・バーカー・ミル[英国]
■ラグナ・ロバーツドゥティエ[アイスランド]
■ショーン・シャナハン[アイルランド]
■トーマス・シュトゥルート[ドイツ]
ブルーノ・タウト[ドイツ]
■リチャード・タトル[アメリカ合衆国]
■デヴィッド・ウィリアムス[英国/スコットランド]
リチャード・ライト[英国]
■杉山晶子[日本]
■鈴木たかし[日本]
展示室B[大阪府新別館北館B1F]
■植松琢麿[日本]
■平田泰規[日本] 
会場 [2]海岸通ギャラリー・CASO
海岸通ギャラリーCASOでは、映像インスタレーションのみで構成される展覧会を行います。
一般的に都市をとらえようとするアーティストや、実際に街をリサーチして彼らの視点で都市生活の隠れた部分を解き明かそうとするアーティストなど、それぞれ個性の異なるアーティストたちの複眼的な視点を映像を通して紹介することによって、都市に棲む魔もの(幻影)を誘い出します。
■フライングシティー[韓国]
■ TV ムーア[オーストラリア]
高木正勝[日本]
■林ケイタ[日本]
■るさんちまん[日本]

 府立現代美術センターの展示は英国エジンバラ出身の国際的現代美術作家アラン・ジョンストンのキュレーションということだが、いまひとつキュレーション全体の趣旨が図りかねる展示であった。個別にいえばスパイラルをモチーフにした杉本晶子の作品や展示室Bに区切られた一室をもらっていた植松琢麿の作品は面白かったが、海外作家中心のジョンストンによる展示部分はそれぞれの作家の背景などが分からないこともあるし、それぞれ小品を1、2点という展示だということもあって、オラファー・エリアソンの「Colour Vision Kaleidoscope」など面白いものもあったが、全体の印象としては正直物足りなさを感じてしまった。この日はあまり時間がなかったので、展示はざっと見て、500円で販売していたパンフを買って帰ったが、時間がもう少しある時にもう一度見てみたいと思う。