チェルフィッチュ「ポスト*労苦の終わり」

チェルフィッチュ「ポスト*労苦の終わり」(横浜STスポット)を観劇*1
 テェルフィッチュについては以前からまとまった論考を書いてみたいと思っていて、とりあえずパンプレス向けの原稿を書いたのだが、全然だめだ。これじゃ少なくとも「ポスト*労苦の終わり」のレビューにはなっていない。締め切りがきたので送ってしまったのだが、反省、そして自己嫌悪である。少し言い訳するとこの集団をまったく知らない人に向けて紹介しようという色気をちょっとだしたのが、敗因かもしれない。その意味ではチュルフィッチュを紹介するのにこの芝居を選らんだというのはちょっとまずかったかもしれない。
 というのは、この舞台を説明しようとするとチェルフィッチュ岡田利規の方向性、そのなかでの「労苦の終わり」という芝居の特徴、さらに「労苦の終わり」のリミックスともいえる「ポスト*労苦の終わり」という芝居の特異性という3つのフェーズがこの舞台では重なりあって存在していて、どうも単独でどうだというようなことを書いても一般の読者にとっては意味がなさそうに思われたので、チェルフィッチュの方向性というところに絞って書き出したら、「これじゃ岡田の舞台ならどの芝居のレビューでも同じですむじゃないか」というような具体性に欠けるものになってしまったからだ。

*1:パンプレス向けにレビューを執筆http://d.hatena.ne.jp/simokitazawa/10010926