烏丸ストロークロック 「クヨウミチ」

烏丸ストロークロック 「クヨウミチ」(精華小劇場)を観劇。

『クヨウミチ』*1

(1999年『クヨウミチ-REVERT-』として京都にて初演)
脚本・演出 柳沼昭徳
出演 中村こず恵/梶川貴弘/片山奈津子/柳沼昭徳

 烏丸ストロークロックは近畿大学出身の柳沼昭徳を中心とする京都の若手劇団。2003年2月に「福音書」という作品を見ているのだが、今回はその時以来の観劇となった。若手の劇団の場合は3年間も見ていないとその間に戯曲も演出も方向性が全然変わっている時があるので、それを楽しみに見にいったのだが……今回はそういう興味で見るにはあまり適当ではない公演を選んでしまったようだ。
 どうも若書きじゃないかと思っていたのだが、それもそのはず。この作品「クヨウミチ」はこの集団が旗揚げの年(1999年)に上演された作品の7年ぶりの再演であった。
 正直言って困ったっていうのが第一印象。良いとか悪いとかではなくて、こういう芝居を受け入れるには自分は年をとりすぎているし、すれっからしになりすぎていることを痛感させられた。芝居としては丁寧に作りこんでいて、そこには好感が持てるのだけれど、今のじゃなくてちょっと昔の学生による自主映画のような匂いがしていて、見ていて恥ずかしくなってきて、「ギャー」と叫びたくなるのだ。ひょっとして、20代で見ていたら、受ける感覚は違ったかもしれないのだが……。
 なぜ、今この時点でこの作品を再演したのかという疑問はあるのだが、この舞台でこの集団を評価するのは私にはできない*2なので、次回の新作がどうなるかを見てみようと思う。
 

*1:http://kuyomichi.karasuma69.org/

*2:否定的というのじゃなくて判断保留