川村カオリ「Helter Skelter」

川村カオリ「Helter Skelter」(宝島社)を読了。

Helter Skelter

Helter Skelter

 「実験音楽―ケージとその後」*1と「実験的ポップミュージックの軌跡」*2を見つけようとして、最近、書店の音楽コーナーをよく覗いてみているのだが、全然見つからない。そうこうしてるうちにそこで見つけた本ふらふらと購入してしまう。菊地成孔「CDは株券ではない」と川村カオリ「Helter Skelter」はそんなで見つけた2冊。菊池成孔は「憂鬱と官能を教えた学校 【バークリー・メソッド】によって俯瞰される20世紀商業音楽史」(共著・大谷能生)も購入したのだけれど、まずは読みやすそうなこちらの方から(笑い)。取り上げた曲の題名はなんとか思い出せてもどんな曲だったかが、全然思い出せない。これでもカウントダウンTVはよく見てるんだけどなあ(笑い)。J-POPにうといと自分で言ってる菊地以上に最近のヒットチャートにうといことが再確認された。というよりはより、正確に言えば正確に言えばしばらくたつとどれがどの曲だか、すっかり区別がつかなくなっている。年は取りたくないものだ(笑い)。
 川村カオリ(当時は川村かおり)はファンだった。大ファンだというところまではいかないけれど、デビューした時からなんとなく気になる存在で少なくともCDアルバムを3枚は持っていたんだからかなり好きだったことは間違いない。だから、辻仁成のドラマで「ZOO」がリバイバルでヒットした時にエコーズの話題は出ていても、川村の話題がほとんど出てなかったことを奇妙に思っていたのだが、この本を読んで少し氷解*3。その後、見かけなくなってしまてどうなったんだろうと思っていたのだが、この本を読んで、その後も相当壮絶な人生を送ってることが分かった。つい最近では癌による壮絶な闘病生活とか……。
 偶然といえば偶然なのだが、以前から見にいこうと思っていた手塚真監督の新作「Black Kiss」に川村カオリが出演してるというのこの本ではなく、を映画のフライヤーで見つけた。もともと、この映画は手塚監督が児嶋サコの美術を作中で使って映画を撮ってるという話を以前に耳にしていてなかなか封切りにならないんでどうしたんだろうと思って待っていたのがついに封切り(関西では2月18日から上映)。これはぜひとも行かなくてはと思う。

*1:

実験音楽―ケージとその後

実験音楽―ケージとその後

*2:

実験的ポップ・ミュージックの軌跡―その起源から’80年代の最前線まで

実験的ポップ・ミュージックの軌跡―その起源から’80年代の最前線まで

*3:そのことが正面から書いてあるわけではないが、なんとなく分かるようにはなっている