トヨタコレオグラフィーアワードのファイナリスト

トヨタコレオグラフィーアワードの最終候補(ファイナリスト)がようやく発表になった。
http://www.toyota.co.jp/jp/community_care/domestic/mecenat/tca/index.html


きたまり(KIKIKIKIKIKI)「サカリバ」
小浜正寛(ボクデス&チーム眼鏡)「親指商事・営業課」
白井剛「質量, slide, &.」
康本雅子「メクランラクメ」
遠田誠(まことクラヴ)「ニッポニア・ニッポン
岡本真理子「スプートニクギルー」
常樂泰(身体表現サークル)「広島回転人間」
山賀ざくろヘルタースケルター

今回の注目はなんといってもこのところずっと関西の秘密兵器と言いつづけてきた「きたまり」=写真=のノミネーション。これはぜひとも本選も応援に行かなければ。ただ、ある意味、今回はこれまでのファイナリストのノミネーションと比べると、「東京で今もてはやされているダンス」に片寄った選考と思われるのだが……。小浜正寛(ボクデス&チーム眼鏡)「親指商事・営業課」を除けば全部すでに見ている作品ばかりだし、サプライズはなかったなあ、というのが正直な感想だ。

 その意味でも関西から唯一選ばれたきたまりは孤軍奮闘だなと思う。きたまり(KIKIKIKIKIKI)「サカリバ」は先日アイホールでの上演は見たのだが、私が見られなかった初演と比べると出来があまりよくなかったようで、私としても
その前に上演した「プロポーズ」がよかっただけに不満が残る内容のものとなってしまった。特にトヨタの場合はこれまでの選考基準だと完成度が問われるので、そういう不安定さがどこまで解消できるかが評価の鍵を握ることになりそう。ノミネートされたことは嬉しいけれど、少し早すぎたのではの思いも若干なくはない。まあ、選ばれたことで踊らされてつぶれるような子じゃないので、その辺は大丈夫だと思うのだが。

 順当に考えると本命は白井剛「質量, slide, &.」なんだろうが、白井をここで選ぶことがどういう意味があるのかという疑問もなくもない。もうひとつは今回が2度目のノミネートとなった常樂泰(身体表現サークル)がどういう評価を受けるのか。