束芋展「ヨロヨロン」@原美術館

束芋展「ヨロヨロン」原美術館)を見る。
 昼起きてトヨタコレオグラフィーアワードが始まる4時までは少し時間があるので、以前から見ようと思っていた束芋展を見に原美術館に出かける。行ってみてあらためて気がついたのだが、束芋だからスケッチなどのドローイングも関連展示としてはあるものの、メインは映像インスタレーションなわけで、要するにしごく当然のことだが、見るのに時間がかかる。もう少し早起きして時間に余裕を持って出てくればよかったと後悔したが、後悔先に立たずである(笑い)。
 もう少し時間があればとも思ったが展示自体はよかった。図録がまだ出来ていなかったので、作品名などの詳細が思い出せないのだが、特によかったのは下手うま系の人物スケッチがアニメーションになって音楽に合わせてダンスを踊る映像作品と北斎富嶽三十六景風の波濤が床面を動いていくのを部屋の上から眺めるようにした映像インスタレーション*1
 絵がダンスを踊る作品はたぶん作るのには時間がかかるのだろうから、実際には難しいかもしれないのだが、普段コンテンポラリーダンスを見ていることもあって、これを本物のダンサーと舞台上で競演させたら面白い舞台作品ができるのではないかと思ってしまった。束芋京都造形芸術大学の教授をしてるのだから、だれかそのあたりで仕掛け人になったら刺激的な企画になりそうなんだがな。
 ひとつ会場の外側(野外)に張られた半円形のスクリーンに映写する作品があり、これは暗くならないと見られないので見ることが出来なかったのが残念だった。

*1:これは「真夜中の海」という作品だったようだ