黒田武志展BOX ART EXHIBITION planned sandscape operation-13「不純物100%」@itohen*3

黒田武志展「不純物100%」(itohen)を見る。
最近は維新派で舞台美術を手掛けていることでも知られるデザイナー、黒田武志のボックスアート展。はるかなる未来から俯瞰した「朽ちていく未来」の幻視は黒田が維新派キートン」の舞台美術で見せてくれたものだが、
黒田が作り続けているボックスアート作品はその原点といってもいい。それは一見箱庭のような小さな世界ではあるのだけれど、その作品のイメージは壮大でもあり、いわばボックスアートは黒田による「小さな劇場」でもあるからだ。
 もちろん、劇場とはいってもそこに実際に人(小人?)がいるわけではないし、作者によって固定された特定の物語(ナラティブ)があるわけでもないが、その作品がオブジェと見えても(それはもちろんオブジェであるのだけれど)、そこにはモノ自体が織り成すなにか隠された物語のようなものが、その「モノ」から喚起されて、見る側はその空想を自由に弄ぶことができる。
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