神戸女学院大学音楽学部舞踊専攻第2回公演@兵庫県立芸術文化センター

神戸女学院大学音楽学部舞踊専攻第2回公演兵庫県立芸術文化センター)を観劇。

島崎徹構成・演出・振付
「RUN」
「Revez en decembre」
「Here we are!」

 舞踊専攻の大学生たちによる発表会というのでほとんど期待しないでいったらこれが思いのほか素晴らしい公演で驚かさされた。これはなまじのプロのバレエ団あるいはダンスカンパニーの作品よりも面白い。もちろん、技術ということでいえばそれほど難度の高い技巧が繰り広げられるわけではないが、少なくともはっきりと下手ということが分かるようなレベルではなく、全体としての群舞のレベルがきわめて高い。ムーブメントがモダンバレエに毛がはえているようなもの(つまりよくある発表会レベル)ではなく、はっきりとコンテンポラリーダンス作品として評価でききるものになっていたのにも感心させられた。
 島崎徹という振付家はこれまでプロのバレエダンサーに振りつけた作品をいくつか見た記憶はあるのだけれどいずれもあまり面白いと思えるものじゃなかった印象があり、それほど高い評価をしてこなかった。だが、今回の作品を見て見直した、といったら失礼な言い方になるが、これはこれまでの評価を一変させる必要があると思った。それほど、今回の公演はよかったのである。
 神戸女学院音楽学部の舞踊専攻、これまではノーマークに近かったのだが、今後ここからどんな人材が輩出させるか。要注目である。