アルディッティ弦楽四重奏団+ケージ+白井剛「アパートメントハウス1776」

アルディッティ弦楽四重奏団+ケージ+白井剛「アパートメントハウス1776」愛知芸術文化センターコンサートホール)を観劇。

プログラム
ジェームズ・クラーク 「弦楽四重奏曲(2002-2003)」(日本初演
ブライアン・ファーニホウ 弦楽四重奏曲「ドゥム・トランシセットI−IV」 (日本初演
西村朗 弦楽四重奏曲第2番《ヌルシンハ》 (2007)
(途中休憩)
ジョン・ケージ/アーヴィン・アルディッティ編曲  
44のハーモニー(ダンスヴァージョン)〜アパートメントハウス1776より
演出・出演・映像 白井剛 照明 岩村原太 舞台監督 桑原淳 監修 志賀玲子 


 現代音楽で世界的に知られるアルディッティ弦楽四重奏団白井剛のコラボレーション。2006年の初演以来、日本各地で再演を続けているが、伊丹公演以来ひさびさに見ることができた。公演自体は2部構成となっていて、第1部はアルディッティ弦楽四重奏団の演奏、第2部が白井剛との共演によるジョン・ケージ「アパートメントハウス1776」である。
 それにしてもまず第1部の演目にびっくりである。日本人の作品はともかく、ジェームズ・クラーク、ブライアン・ファーニホウっていったいだれなんだ?という曲が並んだラインナップ。現代音楽を得意とする弦楽四重奏団ということはあってもこれはちょっと異例のことではないかと思ってしまった。もっともファーニホウに関して言えばフリー百科事典『ウィキペディアWikipedia)』には詳しい解説*1が掲載されていたので、単に私がこの分野(現代音楽)に疎いというだけのことかもしれないのだが、この英国の作曲家の作品のいずれもが日本初演、もう1作の西村朗 弦楽四重奏曲第2番《ヌルシンハ》も2007年初演だということを考えるとごく一部の専門家を除けばこの日この会場に集まった聴衆のうちほとんどがこれらの作品について初めてその存在を知ったのではないか。