ダンス・コミュニティ・フォーラム「We dance」@横浜市開港記念会館

【ショーイング/アーティスト企画プログラム】
■山崎広太 「舞踏対話シリーズ」
キュレーター:山崎広太/出演:大森政秀 他
1/31(土)・2/1(日)共 11:30、13:30、15:30、17:30 8号室[20分]|各回定員10人
このプログラムは、ごく普通の方と、ほとんど動かない舞踏の方が同じ時間を一対一で明るい空間に、共有するプログラム。その二人を照らし合わせることのよって、お互いそこに存在していることの本質を探る、実験的試み。

■黒沢美香 「lonely woman」(初演91年)
出演:大倉摩矢子、きたまり、クリタチカコ、黒沢美香、首くくり栲象、Lisa Koiso、サエグサユキオ、seido、関準太郎、塚原恒太郎、手塚夏子、萩原富士夫、平松み紀、山賀ざくろ
1/31(土)13:00 6号室[120分]|定員80人
これは「零度のダンス」というタイトルから始まっている。当時まちがってバニョレのダンスコンクールに行ったのだ。予選と同じことができない為に落選。以後、同じことができないことに誇りをもって異常に成長したのが「lonely woman」である。この18年間、『立ったその位置を動かない』というルールひとつで、すでに200人以上が立って踊ってくれました。

■スカンク 「振付家、演出家、音楽家、映像作家による共同作業とショーイング」 
出演:黒田育世、羊屋白玉/音楽:スカンク/映像:高橋啓祐/アフタートーク:内橋和久(音楽家)
1/31(土)19:30 講堂[40分+トーク]|定員400人
僕は、音楽家ですけど。でも音楽じゃなくてもいいんだけど、何かやろうと思うときはいつも、そのジャンルを最終的には根絶してみたいからやりたいだけなんで。だって根絶されちゃったら、もうそこでやってる必要がないわけだから。

中村恩恵 「Thousand way of kneeling」
コンセプト:中村恩恵/出演:廣田あつ子、山井絵里奈、寺坂薫、苫野美亜、中村恩恵/アフタートーク:北川原温(建築家)
2/1(日)13:00 講堂[60分+トーク]|定員400人
作り込まれた作品の上演でもなく、即興によるパフォーマンスでもなく、踊りを作り出す過程そのものを見て頂きたいと思います。ものが創られる過程には、発見の瞬間が満ちています。目の前で何かが生まれるその瞬間をシェアしたいと思います。

山下残 「2002横浜滞在」
振付:山下残/出演:山賀ざくろ山下残/アフタートーク柴崎友香(小説家)
2/1(日)17:00 講堂[40分]|定員400名/アフタートーク 18:00 6号室|定員80名 
2002年10月に横浜STスポットで発表した「横浜滞在制作振付作品」をダンサーに山賀ざくろさんを迎えて再演。横浜ベイスターズの帽子をかぶりながら夜の伊勢佐木町をパトロールし、横浜スタジアム横浜市役所のあいだの道を通ってJR関内を右手にまっすぐ行ったところにあるウィークリーマンションに住みながら、ダンス作品をどうやってつくったらいいのかわからないでいる男。

【ショーイング/企画室プログラム】
■澤田有紀 「図」
振付・出演:澤田有紀/アフタートークあり(未定)
1/31(土)15:00 9号室[30分+トーク]|定員60人
うぶ毛たてて  シュル シュル 細く  
       重ねた層の奥また奥   メリ込めッ、 顔

■岡田智代 遠距離文通ダンス 「ん、または、す」
企画・構成:岡田智代/振付・出演:岡田智代(横浜)、安川晶子(大阪)
アフタートーク:1/31山田うん(振付家・ダンサー)、2/1出演者
1/31(土)18:00、2/1(日)15:30 9号室[30分+トーク]|各回定員 60人
本番当日の朝、私達は初めて顔を合わせる。上演作品は即興ではなく振付。目の前に求める身体はなく、互いの情報交換手段はメールのみ。制限付きの環境で、どこまで潜っていけるのか。深いところで出会いたい。

■大倉摩矢子 「ぼくらはみんな生きている」
舞踏:大倉摩矢子/アフタートーク:山崎広太
2/1(日)12:00 9号室[30分+トーク]|定員80人
きずあとの模様を広げてみる梯子をかけておりていく階段を一段登る一本橋わたる。
こぼさないように、こぼさないように。

■きたまり 「女生徒」
振付・出演:きたまり/アフタートーク:KENTARO!!(振付家・ダンサー)
2/1(日)14:30 6号室[20分+トーク]|定員80人
おやすみなさい。私は、王子さまのいないシンデレラ姫。あたし、東京の、どこにいるか、ごぞんじですか?もう、ふたたびお目にかかりません。(太宰治/女生徒より抜粋)

■神村 恵 「Seeing is believing.」
振付・出演:神村恵/アフタートーク:小林耕平(美術家)
2/1(日)16:00 6号室[20分+トーク]|定員80人
いま目の前に見えるものだけしか信じない。目に見えないものも信じてしまいそうになるけど、目に見えるものだけ作って踊ることをしたいと思います。

【ショーイング/一般公募プログラム】
一般公募によるアーティストのショーイングやプレゼンテーション。詳細はまもなく!
1/31(土)11:00、12:00  9号室[45分]|各回定員60人

【ワークインプログレス&ワークショップ】
■手塚夏子 「ダンスをつくる旅の途上」
キュレーター:手塚夏子/ダンサー・振付:福留麻里
1/31(土)11:00、15:20、2/1(日)11:00  7号室[100分]|各回定員20人
ダンサー福留麻里が、作品の短い部分を何回か試演し、その映像を見ながら自分で感じたことをしゃべったり、キュレータである手塚と様々な問答をする。それらを何回か繰り返す。人が生きているという事は、そのままで人生の過程を味わっているということだと思う。達成の部分だけを見て一喜一憂するのでなく、その過程をとても大切に味わうという、いとおしい時間をみなさまと共有してみたい。

中村恩恵公開ワークショップ 「空っぽの踊り」
リード:中村恩恵|1/31(土)16:00 6号室[180分]
個人が既存の価値観や、社会の風潮にとらわれずに、自分自身と向き合い、個に由来する表現の手段を見出すことに焦点を当てた作業の時間。このワークショップの後半を公開します。
*ワークショップ受講者は、事前の申込が必要です。(先着順20名・経験不問) 

【コミュニケーションプログラム】
伊藤亜紗 「おもしろいって言う係」
企画:伊藤亜紗/参加者:立花和政、幾代さおり、平川恒太、西田陽美
「ここがおもしろかった!」から「ここはわからなかった」という疑問まで、期間中に行われる公演等に対し、率直かつ直球の「レス」をします。つまり会場のあちこちで議論をふっかけ、批評の空間をボムする係です。議論の内容は日刊「ダンス通信」として会場の内外で販売。ダンスをめぐるディスコミニュケーションをほぐすこと、そして参加者の成果を具体的な形に残すことをめざします。

■ラウンドテーブル
企画:山崎広太/司会:手塚夏子/参加者:未定
1/31(土)17:30 7号室[120分]|定員40人
アーティストの言葉を聞きたい。それぞれ多種多様で、ユニークで、真実の言葉を。みんなの方向性の違いを確認しあい、受容したい。
Q.あなたにとって「コンテンポラリー」とは何ですか?
Q.あなたにとって「コミュニティー」という言葉は何をさしますか?
Q.あなたにとってモチベーションの根源になっている物事はなんですか?

■クロージングフォーラム
企画:「We dance」企画室/モデレーター:大橋可也/参加者:企画アーティスト、他
2/1(日)19:00 講堂[120分]|定員400人
フォーラムとは、本来「広場」を意味するものらしい。広場に集まる人たちに特定の目的などあるはずもなく、そのこと自体が広場の本質だとすると、今回のクロージングフォーラムは、ここに集まった参加者、それがダンサーであれ、観客であれ、それぞれの目的を確認、共有し、持ち帰る場にできればと思う。

【フリースペース情報】
■待合室(1号室)受付・クローク・ラウンジです。ビデオ上演予定。
■談話室(2号室)自由なコミュニケーションのためのスペースです。

スタッフ:テクニカル・ディレクター:アイカワマサアキ|舞台監督:遠藤豊|記録映像:古屋和臣|記録写真:松本和幸|制作:岡崎松恵・平岡久美・吉福敦子(Offsite Dance Project)+大橋可也+垣内友香里