France_pan×トイガーデン混同公演(安部公房)「Slave Hunting/どれい狩り」@大阪芸術創造館

テキスト:安部公房
演出:伊藤拓×安武剛
■出演

本條マキ、加藤智之、神藤恭平、濱本直樹、速水佳苗

(以上France_pan

宮川国剛、太田彩香

(以上トイ・ガーデン)

穴見圭司(dracom)

宮階真紀(カウパー団)

三田村啓示(空の驛舎)

松嵜佑一(フリー)

吉田圭佑(フリー)

■スタッフ

美術:サカイヒロト

舞台監督:hige(BS-?)

照明:根来直義(Top.gear)

音響:t_i

企画・製作:Pan_offIce

総合プロデューサー:伊藤拓

 安部公房の戯曲を若手の2劇団が前半・後半に分けて、それぞれの別の演出家、演出プランに基づき演出した。演じるキャストは共通で前半部分(1幕―3幕)をトイ・ガーデンの安武剛が、後半部分(4幕―6幕)をFrance_panの伊藤拓がそれぞれ担当した。
 意欲的な企画である。地点が京都に拠点を構えたことや遊劇体が泉鏡花、桃園会が岸田国士の上演に連続して取り組んでいることなどで多少とも変わりつつあるが、それでも関西の演劇は東京と比較すると演出家より劇作家の方が優位にある印象が強い。そうした中でこうして若手の劇団が劇場の企画などではなく、自らのイニシアチブでこれを上演するということはまだ珍しい。