「現代日本演劇・ダンスの系譜vol.8 ダンス編・珍しいキノコ舞踊団」セミネール東心斎橋     

VOL.8[珍しいキノコ舞踊団はダンスで遊ぶ]

 東心斎橋のBAR&ギャラリーを会場に作品・作家への独断も交えたレクチャー(解説)とミニシアター級の大画面のDVD映像で演劇とダンスを楽しんでもらおうというセミネール「現代日本演劇・ダンスの系譜」の第8回です。今回取り上げるのは伊藤千枝(=珍しいキノコ舞踊団)です。珍しいキノコ舞踊団はこれまでに取り上げたニブロールイデビアン・クルーレニ・バッソなどと比べると神戸アートビレッジセンターびわ湖ホールでも公演しているし、ほかにも国立民族学博物館grafの公演などもあり関西で見られた機会というのは少なくはないのだけれど、いずれも小スペースであったり、劇場以外の空間での公演だったりして、幸運な少人数の観客だけが見ることができたということもいえるかもしれません。今回は関西ではまだ知られていないその全貌に迫りたいと思います。
 もともと、80年代の後半以降に日本に紹介された欧米のコンテンポラリーダンスピナ・バウシュ、W・フォーサイスローザスなど)に強く影響されて作品創作をはじめた彼女たちは初期のころは「ダンスについてのダンス」、すなわちメタダンスの作り手として知られるようになりますが、その後、「少女性」を強く打ち出した作品群をへて、「フリル(ミニ)」でのアートユニット「生意気」との共同制作をきっかけに大きく方向転換、劇場公演のみに留まらず、カフェや美術館の庭などでの空間パフォーマンスなどサイトスぺシフィックな作品や内外のアーティストとのコラボレーションなども積極的に手掛け、そのキュートでポップな作品性は、現代美術における奈良美智村上隆らと並んで現代日本のカワイイカルチャーの最先端として、広く世界に認知されつつあります。
 今回はカンパニーからの映像資料の提供を受け、代表作である「フリル(ミニ)ワイルド」「Flower Picking」のほか海外のアートフェスティバルでの貴重な映像なども紹介する予定です。


【日時】2009年4月28日(火)p.m.7:30〜
【場所】〔FINNEGANS WAKE〕1+1 にて
【料金】¥1500[1ドリンク付] (※学生¥1200・1ドリンク付)
 ※[予約優先]  定員20人ほどのスペースなので、出来るだけ予約をいただければ、 ありがたいです。よろしくお願い致します。
【予約・お問い合わせ】 ●メール fw1212+yoyaku.090428@gmail.com お名前 人数 お客様のE-MAIL お客様のTEL お客様の住所をご記入のうえ、 上記アドレスまでお申し込み下さい。
●(電話での予約・問い合わせ)
06-6251-9988 PM8:00〜 〔FINNEGANS WAKE]1+1 まで。
▼web:fw1plus1.info
Bridge Gallery & Bar 〔FINNEGANS WAKE〕1+1
大阪市中央区東心斎橋1-6-31 リードプラザ心斎橋5F
東心斎橋、清水通り。南警察署2軒西へ)




■「現代日本演劇・ダンスの系譜」/セミネールin東心斎橋:中西理
●レクチャー(講義)と大型モニターによるDVD・ビデオなどによる作品上映を組み合わせて、日本のパフォーミングアーツ(現代演劇、コンテンポラリーダンス)の紹介をしていこうという連続企画・セミネールin東心斎橋「現代日本演劇・ダンスの系譜」を大阪・東心斎橋のBridge Gallery & Bar 〔FINNEGANS WAKE〕1+1 (大阪市中央区東心斎橋1-6-31 リードプラザ心斎橋5F 06-6251-9988)で開催します。
●隔月で「演劇編」「コンテンポラリーダンス編」と題して、それぞれの分野での注目のアーティストを取り上げていく予定。今後取り上げたいと考えているアーティスト(劇団)としては「演劇編」がクロムモリブデンデス電所ヨーロッパ企画シベリア少女鉄道、マレビトの会、上海太郎舞踏公司、ポツドール少年王者舘維新派ク・ナウカ、トリのマーク……。
●「ダンス編」は珍しいキノコ舞踊団、Monochrome circus、CRUSTACEA、レニ・バッソ、金森穣、ヤザキタケシ、山下残、きたまり、砂連尾理+寺田みさこ……、といったラインナップを考えています。
●それについては実際のレクチャーと並行して当サイトでも実際のレクチャーのWEB版の作成なども考えています。第一回チェルフィッチュがすでにアップしてありますが、なにぶん作業量が膨大なものになりそうなので、引き続き原稿起こしなど手伝ってもいいですよという人がいれば募集していますのでBXL02200@nifty.ne.jpまでお願いいたします。 (中西理)

珍しいキノコ舞踊団レビュー
http://d.hatena.ne.jp/simokitazawa/20090410