弘前劇場「三日月堂書店」@下北沢・ザ・スズナリ


〜物語〜

とある地方。約5000冊の古書が置かれている「三日月堂書店」。三日月堂書店が開店したのは、昭和58年。まだ、バブル経済というもののカケラさえなく、インターネットという書物を脅かすものが、アメリカの軍事産業と学術関係にしか存在していなかった時代であった。人々は、出始めた「ワードプロセッサー」を購入しかけ、和文タイプライターを捨てつつあった。この物語は、未だに和文タイプライターを使用し続ける一人の男と、その家族、そして、店を訪れる人たちの物語である。彼らの交わす会話に耳を澄ますと、「いなくなってしまう」人々の姿が立ち現れてくる……。彼らは、なぜ、向こう側に行きたがるのか。なぜ、こちら側に居続けられないのか……。


CAST 福士賢治、永井浩仁、長谷川等、林久志、高橋淳、柴山大樹、田邊克彦、小笠原真理子、濱野有希 平塚麻似子、 国柄絵里子
作・演出 長谷川孝治
舞台監督 野村眞仁
照明 中村昭一郎
音響 伊藤和人
舞台美術 鈴木徳人
宣伝美術 デザイン工房エスパス
制作 弘前劇場
協力 原島正治(囃組)

平成21年文化芸術振興費補助金(芸術創造活動特別推進事業)