Lowo=Tar=Voga【鳥がいない】@海岸通ギャラリー・CASO


海岸通ギャラリー・CASO 10周年展 参加作品
Lowo=Tar=Voga next performance
【鳥がいない】
2010年10月7日(木) 〜 2010年10月10日(日)

●会場限定発売DVD・CD情報はコチラ●
●「鳥がいない」予告PVはコチラ●
※フライヤーはこちらの店舗にあります

●脚本・演出・音楽 : 近藤和見
●出演
草壁 カゲロヲ
ハ・スジョン
ふくだ まさと
横山 直樹
岩橋 功(ギリゴジ)
堀井 和也
Beru (Affirmatifart)
●日時<全6回>
10/7(木) 17:30 開演
10/8(金) 15:00・19:30 開演
10/9(土) 15:00・19:30 開演
10/10(日) 13:00 開演
<開場は開演の30分前>
●料金
前売=¥2,000 当日=¥2,500
※全席自由・日時指定
●チケット取り扱い<インターネット予約>
ロヲ=タァル=ヴォガ WEB SHOP
web : http://lowotarvoga.cart.fc2.com

<チケット取り扱い店舗>
お粥さんBar 京楽
http://nashinokatachi.com/news/news.html
京都市中京区木屋町四条上ル レイホウ会館1階
電話番号:075-241-3831
営業時間:20:00〜3:00

Bar 檸檬
京都市中京区河原町市場二筋上がる東入る南側
営業時間:18:00〜25:00
※月・火・土は日替わりマスターとして草壁カゲロヲが在中しています<メール予約>
e-mail:torigainai-ticket@lowotarvoga.net
※お申し込みの際に
1.お名前 2.お電話番号 3.公演日時 4.チケットの種類 5.枚数
 をお伝え下さい。
●会場
海岸通ギャラリー・CASO
 大阪港のウォーターフロントの一角の倉庫を改修して開設された、
 民間最大規模の現代美術のためのレンタルスペース
大阪市港区海岸通二丁目7−23
web : http://www.cwo.zaq.ne.jp/caso/index.html
アクセス : 地下鉄中央線大阪港駅下車、6番出口より徒歩7分
●スタッフ
構成・演出・音楽:近藤 和見
舞台監督:西山 寛
美術監督:水波 流(ART COMPLEX)
映像監督:松浦 莞二(スタジオkk)
撮影:五十嵐 涼介(スタジオkk)・柴田 友美
音響デザイン:松尾 謙(Sound-1)
音響操作:阪本 知
音響効果:椎名 晃嗣(劇団飛び道具)
オブジェ:仁同 知明
衣裳:樹下 由紀
メイク:福田 桃子
宣伝美術:荒木 康代
演出助手:昭和 今日子・山口 茜
スタッフ:新居 達也(CrossRopeLife)・
井田 将史・今道 鮎美・イル・菊池 有里子・木梨 雅貴・
古賀 睦・猿丸 ヨウコ・築地 静香・中西 皓子・中野 雨衣子
協力:天野 奏(ねゐろ樂考)・伊藤 豊・
江藤 加奈・高円 敦美・甲田徹(ねゐろ樂考)・鮫島 サトシ
末松 めぐみ・高橋 理紗・中川 絵美・橋本 一広・平井 陽
日置 あつし(SUGAR&salts)・やまおきあや
協賛:株式会社タケナカ
制作アドバイザー:星川 ユリコ
制作チーフ:金川 英里香
著作・制作:Lowo=Tar=Voga
主催:ねゐろ樂考

◎主催のねゐろ樂考によるイベントはこちらです。
CASO開設 10周年記念
ねゐろ樂考企画イベント
「ネテキク音楽祭3」
10月2日・3日
各日¥2000 通し¥3500
http://web.me.com/tool_chorda

◎問い合せ先
OFFICE VOGA(ヴォガ制作部)
e-mail:info@lowotarvoga.net
    
◎web
劇団公式web http://www.lowotarvoga.net/
草壁カゲロヲblog http://note.lowotarvoga.net/
近藤和見blog http://blog.lowotarvoga.net/

 ライブハウスの京都アバンギルドでの連続公演は本公演なのかどうかはっきりしないのだが、今回も劇場ではなくて海岸通ギャラリー・CASOというギャラリーでの公演。この集団の特徴のひとつは作りこんだ舞台装置、空間であるのだけれど、ホワイトキューブのギャラリー空間の特性を生かし今回は舞台美術などは最小限に抑え、映像を多用した公演となった。
 維新派出身の草壁カゲロヲ、近藤和見らが結成した劇団だが、演出家の近藤と主演の草壁を除くと旗揚げの時のメンバーは残っておらずスタイル的にもパフォーマーらがせりふを群読する際のスタイルに若干維新派的なものの残滓はあるが、現在の維新派とはスタイルは大きく異なる。ロヲ=タァル=ヴォガのスタイルはこれまで柳田國男を取り上げた評伝劇であった「YANAGITA」など会話劇に近いスタイルをとるものと「数独II」のようにパフォーマンスに近いものの間を行きつ戻りつしてきた感があった。実はいずれの場合も一番の問題は特異な存在感を持つパフォーマーである草壁カゲロヲをどう処遇したらいいのかという問題を抱えていた。というのは草壁カゲロヲという俳優は維新派時代から劇団の1役者を超えたカゲロヲファンを持つほどの個性的な存在でありながら、どことなく破格というか不器用というか、集団のなかに収まりにくいところがあって、それが僚友の近藤をして維新派退団後、ともに新たな集団を立ち上げるに至ったレーゾン・デートルになった。ところが同時にその存在は集団パフォーマンスのアンサンブルには収まりが悪く、かといって会話劇の俳優としてはあまりに不自然でやはり悪目立ちがするという問題を抱えていたからだ。
 これはロヲ=タァル=ヴォガの長年の懸案事項であったのだが、実は作・演出の近藤は前回公演「SILVER30」でひとつの解決策を発見したようだ。それは端的に言えば「ひとり芝居+集団パフォーマンス」という形態で、実は「SILVER30」は太宰治の小説「駆込み訴え」を原作とするという触れ込みであったが、それを通常の形で演劇化していたというわけではなくて、太宰治の評伝的エピソードや個々の作品から引用された会話の断片などかをコラージュした集団的パフォーマンスの中に入れ子状に草壁カゲロヲによるひとり芝居「駆込み訴え」が入りこんでしまっているという構造をもっており、前回の作品のように特定の原作こそないが今回の【鳥がいない】も「草壁カゲロヲひとり芝居+集団パフォーマンス」という構造になっており、それがカゲロヲ特有の魅力をある程度生かしながら全体のアンサンブル的完成度の高さを確保していくのに有効であることがある程度証明されたと思われたからだ。