ローザス「ローザス・ダンス・ローザス Rosas danst Rosas」@愛知芸術文化センター・小ホール



Rosas
1983年結成。振付家のアンヌ・テレサ・ドゥ・ケースマイケルが芸術監督を務めるベルギーを代表するダンスカンパニー。ベルギー王立モネ劇場専属カンパニーの経歴を持ち、フランダース文化大使も務めるベルギーを名実ともにリードするダンス・カンパニー。ローザスは常に音楽的構造と身体構造の関係を探求しつつ、意欲的に作品の発表を続けており、その作品は、パリ・オペラ座やニューヨーク・リンカーンセンターを始め世界各国で上演され絶賛を浴びている。

Rosas danst Rosas
1983年にローザスを結成した4名のダンサーと音楽家ティエリー・ドゥ・メイなどで創作されたローザスのデビュー作。ローザスはこの作品で一気にダンス界の寵児となった。94年の日本公演では日本にコンテンポラリーダンスブームを引き起こすきっかけを作る。現在でも人気の高いこの作品は、2009年にケースマイケルが踊る『ローザス・ダンス・ローザス』として再振付され、約10年ぶりにレパートリーに復活した。


 1983年に初演されたローザスの代表作が「ローザス・ダンス・ローザス」。94年の日本公演では大評判を呼び、相前後して来日したピナ・バウシュ、W・フォーサイスらのカンパニーとともに日本にコンテンポラリーダンスのブームを巻き起こした。
 後に映像作品にもなり、こちらの方はユーロスペースをはじめいろんな場所で何度も見ているが、94年の来日公演は見ておらず、実際に生の舞台を見るのは初めてとなった。驚いたのは振付こそほぼ同じだが、映像と生では印象がかなり違うということで、今回の公演は狭い会場の最前列で見るという滅多に得られない体験ができたということもあるが、感じたのは圧倒的なフィジカルの強靭さ、スピード感ということだ。