Chim↑Pom〈REAL TIMES〉展@スタンダードブックストア心斎橋B1F カフェ


 Chim↑Pomについては桜井圭介氏の主催する吾妻橋ダンスクロッシングでその神経を逆なでするようなパフォーマンスを見せられて以来、どうもいい悪いを評価する以前に生理的に嫌悪感が合って、とりあえず積極的な評価をしないことに決めていた。ただ、今回の岡本太郎の「明日の神話」の絵の右下に原発の絵をゲリラ的に掲示するというパフォーマンスに関しては彼らの仕事だということが発覚する以前からこれは周到に準備して、アート的な行為としているものだと考えていたし、これに使われた絵画の巧妙に岡本太郎の画風に似せながらも、これも巧みに村上隆の「タイムボカン」のことなども連想させる原発の絵は素人の域は凌駕していて、単独で絵画作品として評価できる水準かどうかについては保留するとしても、一連のパフォーマンスに向けて用意された素材として抜群のものだと考えてもいたので、Chim↑Pomの仕業と分かった後もその評価は変えないし、素直に評価したいと考えている。