無隣館若手自主企画vol.18 櫻井企画「レンツ」@アトリエ春風舎

原作:ゲオルク・ビューヒナー
翻訳・構成・演出:櫻井美穂(無隣館)
出演

林 ちゑ(無隣館)
スタッフ

演出助手:渡並航
照明:山岡茉友子(青年団
音響:櫻内憧海(お布団)
衣装:原田つむぎ
舞台監督:島田曜蔵(青年団
フライヤー:原田くるみ
制作:山守凌平(青年団
作監修:綾門優季青年団
総合プロデューサー:平田オリザ
技術協力:大池容子(アゴラ企画)
制作協力:木元太郎(アゴラ企画)

櫻井美穂は日本大学芸術学部に在学中の23歳。1年間休学してのドイツ(ミュンヘン)留学から帰国して現在5年生に在学中ということだ。最近次世代のアンファンテリブルとして注目している大学の先輩、綾門優季と同様に無隣館の門を大学に在学中に叩いている。彼女も次世代の騎手となりうる有力な候補かもしれない。
欧州留学帰りの演出家。題材となるのが日本ではあまり知名度が高いとはいえそうにないドイツの作家(ゲオルク・ビューヒナー)の短編小説。しかも今回の戯曲テキストにはハイナー・ミュラーの「ハムレット・マシーン」のテキストが縦横に引用されている。正直言って私が苦手とするタイプの舞台である。
いかにも「これがポスト・ドラマ演劇だ」というような難解で前衛を強調したような、これ見よがしの上演がなされるのではないかと思い危惧していたのだが、実際に舞台を見るとそうではなくて、予想に反して面白く見られた。
仕掛けとして面白かったのは